「私には価値がある」と信じるために──お金と自己肯定感の話
- Takuya Oyashiki
- 5月3日
- 読了時間: 2分

「お金をもらうのが怖い」
「この価格で本当にいいのかな…」
「私なんかが、そんなにいただいてもいいんだろうか」
そんなふうに思ってしまうとき、
問題なのは“金額”じゃなくて、
自分自身の「価値」への信頼かもしれません。
◆ お金は「ありがとう」のかたち
誰かに感謝されて、お金を受け取る。
それって本当は、嬉しいはずのこと。
でもなぜか胸がチクッとする…そんな経験、ありませんか?
「たいしたことしてないのに」
「私なんかに…」
そう思ってしまう背景には、
自分の価値を心のどこかで信じきれない気持ちが隠れています。
お金を拒んでいるのではなく、
もしかしたら“自分自身”を受け取れていないのかもしれません。
◆ なぜか価格を安く設定してしまう理由
サービスや商品に値段をつけるとき、
「これ、高すぎるかな?」と不安になって、
つい値段を下げてしまう──そんな人も多いです。
でもそのたびに、自分の中で
「私の価値はこのくらい」
と、無意識に思い込んでしまっていませんか?
価格は、相手のために決めるものではなく、
自分の信頼と覚悟を映すもの。
「安くないと買ってもらえない」と思っているとしたら、
それは「自分を信じる力」が揺らいでいるサインかもしれません。
本当に必要としている人は、
安さではなく「この人から受け取りたい」と思ってくれる人です。
◆ 自己肯定感は、日々の積み重ねから
じゃあ、どうすれば「自分には価値がある」と思えるようになるのか。
それは、誰かに褒められることでも、大きな成果を出すことでもありません。
小さな「できた」を積み重ねること。
日々、自分の言葉で、自分の軌跡を確かめること。
それこそが、揺るぎない“土台”になります。
たとえば、こんなふうに書き出してみてください:
今日、自分ががんばったこと
嬉しかった言葉
自分がしてよかったと思える行動
「わたしには価値がある」と声に出して言うのが恥ずかしくても、
その根拠は、あなたの中にちゃんとあるんです。
◆ まとめ:お金と自己価値は、切っても切れない
お金を受け取ることは、
自分の価値を認める行為そのもの。
値段をつけることは、
自分の信頼を形にすること。
だからこそ、自分を安く見積もらずに、
ていねいに、自分の心と向き合ってみてほしいと思います。
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