自分と向き合う時間を大切に
- Takuya Oyashiki
- 4 日前
- 読了時間: 3分

■ はじめに:心だけが置いてけぼりになるとき
日々の予定に追われ、家事や仕事に気を取られていると、
「なんだか気持ちがついてこないな」と感じる瞬間があります。
頭では“やるべきこと”がわかっているのに、
心だけがどこか置き去りになっているようなあの感覚。
もしかしたらそれは、
“立ち止まっていいよ” という心からのサインなのかもしれません。
■ 気づかないうちに溜まる「自分の気持ち」
忙しい日々を過ごしていると、
自分の気持ちを後回しにしてしまうことがよくあります。
「これくらい大丈夫」
「あとで考えればいい」
そうやって飲み込んだ小さな違和感は、
やがて言葉にならないモヤモヤとして残ります。
そのまま放っておくと、
気持ちが絡まり、どれが本音なのかもわからなくなっていきます。
だからこそ、自分のために「静かな時間」を少しだけ取ることが大切。
季節がゆっくり変わっていく秋のように、
自分の感情にもそっと寄り添う時間が必要なんです。
■ 言葉にならないモヤモヤは“書く”ことでほどける
何がつらいのか説明できない。
うまく言葉にできなくて、余計に苦しくなる。
そんなときこそ、
ノートに「そのままの気持ち」を書き出してみてください。
・まとまっていなくていい
・意味がなくていい
・ぐしゃぐしゃでもいい
・一行だけでもいい
大切なのは、
頭の中にある感情を外に出すこと。
書くことで、曖昧だった気持ちが少しずつ形を持ちはじめ、
“ああ、自分はこう思っていたんだ” と気づく瞬間が訪れます。
ジャーナリングは、
感情を整理するためではなく、
自分につながるための行為 なんです。
■ 書けない日こそ「話す」から始めてみる
とはいえ、いつも書けるとは限りません。
・考えすぎて手が止まる
・言葉が出てこない
・ノートを開く気力がない
そんな日だって、もちろんあります。
書けない自分を責めなくて大丈夫。
そんなときは、誰かに“ちょっと話す”だけでもいいんです。
家族に一言、
友だちにメッセージ、
信頼できる人に少し気持ちを漏らすだけでも、
心の中の空気がふっと動き始めます。
書くことも、話すことも、
どちらも“自分と向き合うための入り口”。
あなたに合う方法で、少しずつで大丈夫です。
■ ジャーナリングは「自分と再びつながる」時間
自分の気持ちがわからないとき。
モヤモヤが言葉にならないとき。
書けないとき。
どの状態でも、
あなたはちゃんと自分と向き合おうとしています。
今日のジャーナリングテーマは、
そんなあなたをやさしく導くためのきっかけです。
✍️ 今日のジャーナリングテーマ(3つの中から1つ)
・「最近、置き去りにしていた“自分の気持ち”ってどんなこと?」
・「いま、うまく言葉にできてない気持ちってどんなこと?」
・「最近、人に“ちょっと話せてよかったな”と思ったことはある?」
どれを選んでも、
今のあなたに必要な“一歩”が見えてくるはずです。
■ まとめ:静かに立ち止まることが、自分に戻る第一歩
自分の気持ちが見えなくなるのは、
弱さではなく、がんばってきた証。
そして「自分と向き合う時間」は、
元気になろうとする力そのもの。
書く、話す、立ち止まる。
どれも小さな行為だけど、
あなたを少しずつ、自分の中心へ戻してくれます。
どうかこの秋、
やさしく自分に寄り添う時間を過ごせますように。




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